犬介の放蕩記



八角堂

八角堂。垂れ幕も今風になってる。はっかく堂
福福の湯に行く途中で八角堂のラーメンたべた。 野猿通り沿い。


八角堂
昨年は食べたっけなぁ、相当久しぶりだった。 3年前までは九州本場の味で唇がひっつくほどにス ープは濃厚で、店の外まで豚臭く、自然な素朴さの 感じられる、悪く言えば洗練されていない味だった。
でもいつの間にか都会的で普遍的な感じに変わって いた。こうなると「もう八角堂には用はねぇや」と いう感じだったけど食べやすくてそれなりに良い。 味付け玉子は以前と変わらず濃厚。ひっつく。





福福の湯
ひな鳥山と提携している

【住所】 東京都八王子市下柚木2-2-14
【電話番号】 0426-77-8787
【営業時間】 10時〜23時
【定休日】 なし
【料金】 1050円(タオル、浴衣込み)
割引券もらえて次回から840円。
【源泉名】 八王子温泉福福の湯
【泉質】 ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
【泉温】 42℃
【湧出量】 230L/分
【ph】 8.28


スーパー銭湯ではただの銭湯だなぁって感じだけど、ここは出た後に肌がしっとりとしている。ラジウム温泉に近い威力がある。弾力まで出てくる。ちゃんとした効能がある温泉。
恵比寿様が夢に出て、お告げのとおりに堀りあてたらしい。一畑薬師寺もそうして温泉を出している。こういうものを宣伝文句だとする人もいるけど自分にも霊感があるからなんとも。
福福の湯は一年半ぶりにきた。前も思ったけど、色が薄く、ぬめぬめ感がなくなって、あっさりとしていた。4年ぐらい前は、肌の弱い人は出る前に流さないと痒くなりそうなほど濃厚だった。自分の年齢に世界が合わせてくる気がする。
湯の色はべっこう飴。地殻に潜む植物とか昆虫が溶け出したもので、太陽光線を遮るから黒くなると書いてあった。巨大な恵比寿様の下からお湯が出ていて、それを肩から浴びたら清められた。ちょろちょろと肩からお湯が下へ流れていった。恵比寿様の神威に初めて触れた。しかしそこに賽銭箱があるけど風呂の中までお金を持ち運ぶんだろうか。






出口のエアータオルはなんかなつかしかった。長野の天竜や上諏訪や伊豆長岡の旅行を思い出す。この銭湯はいいにおいがする。臭いときはあるけど自然の土のにおいがする。





露天風呂は綺麗だ。内風呂は湯気がひどくて、視覚的には面白くないのだけど、露天風呂は湯気が少なく、べっこう飴の色が映えて映り、澄んだ月に照らされていて綺麗だった。真冬だけどわりと暖かかった。匂いもいい。田舎の匂いがする。





歩く足湯というもの。右から歩く。宗教の儀式のようでたのしい。そういや元善光寺に、真っ暗な通路があって、最後鍵に触れると願いが一つ叶うというものがある。戒壇めぐりというらしい。僕は触れられたのかどうかわからなかったのだけど、あの真っ暗な通路は本当おもしろかった。もちろん一方通行。
「足の裏は第二の心臓。血液の循環障害はさまざまな病気になります。その循環障害が足を暖めることで血行がよくなり体熱も補給され更にその事が体内に熱補給をしている肝臓が休養して肝機能が向上するので体内エネルギーが増強し身体は健康になります。」とのこと。